#Radames Gnattali(p)#1958年#伯Todamerica原盤#Jazz#Latin#Bossa Nova#Classical#入手困難#最難関#コレクターズ盤

ボサノヴァのみならず、ポップスやジャズ、特にクラッシックの世界に強い影響を与えた、ブラジルが生んだ偉大なる音楽家Radames Gnattaliが自身作曲の作品をトリオで演奏した小作品。余りにも優雅でドラマチックな楽曲の数々を収録した、音楽のジャンルの垣根を超えた歴史的傑作[Radames Interpreta Radames]の希少オリジナル盤の出品です。

クラブでピアノを弾いていたA.C.ジョビンの才能を見し出し、プロの作曲家としての成功を手助けをしたブラジルの巨匠Radames Gnattaliの58年の激レア盤。Paulo MouraやOrquestra Moderna De Camara、Cartolaら、多くのアーティストの作品に参加した傍ら、自身名義でリリースされた作品は非常に少なく、初期の作品はいずれも高額レア盤としてコレクターの間で取引されています。また管弦楽の為に書き上げた”ブラジリアーナ 1番”等、クラシック音楽界の中でも知られており、彼の楽曲を取り上げた作品が今なお数多くリリースされています。そんな彼の作品の中でも最難関と言われる盤がこちらの作品です。

美しいピアノとサンバのリズムが融合した”Papo de Anjo”を皮切りに、スリリングな雰囲気のジャズ・サンバ”Puxa Puxa”、哀愁漂うドラマチックな楽曲”Bolacha Queimada”、クラシカルな早弾き”Pe De Moleque”、クラシックとサンバが見事に溶け合った”Zanzando Em Copacabana”、物哀しくも美しいすぎる”Amargura”、哀愁のジャズサンバ”Vou Andar Por A”や、”Seu Ataulfo”等、全12曲一切の駄作の無い素晴らしい作品です。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。06年にようやくCD化される迄、国内マニアの間ではその存在すら疑われた幻の名盤です。専門店でも数年に一度、入荷するかどうかのレア盤で、間違い無く彼の作品の中でも最難関の一枚だと思います。海外の通販サイトやオークションでもこの5年以上は見かけていない一枚で、恐らく此方で紹介されるのは初めてでは無いかと思います。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Todamerica LPP-TA-310
ブラジルオリジナル盤 モノラル盤
1958年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
フラット重量盤
両面深溝あり

■コンディション

盤 VG(スレ、浅い小傷、ヘアラインが目立ちますが、ほとんどが表面上のもので、針飛びや酷いノイズを伴う深い傷はありません。軽いチリや軽いパチを感じますが、音圧高く、針が進むにつれて軽減されて行く印象で、当時のブラジル盤に慣れた方でしたら充分に楽しんで頂けるかと思います。レーベルに薄いスピンドルマーク。これ位の状態の盤もまず出ません。)

スリーブ VG(スレ、小さな角打ちあります。背割れや抜けがありましたが、全てクリアボンドによるリペア済みです。オープンサイドに1cmほどの破れありますが、此方も裏側から紙テープでリペア済みです。勿論使用感はありますが、当時のブラジル盤にしてはかなり良好な方だと思います。)



此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。(古い音源は順次削除して参りますのでご了承願います。)










（2022年 10月 8日 5時 47分 追加）
Spotifyより全曲試聴出来ます。フルアルバム