■種別： 脇差 ■長さ：44.3cm  反り： 1.0cm  穴：1個■銘： 表 常陸守宗重    裏 なし■元幅：2.95cm 元重ね：0.55cm 先幅：2.00cm 先重ね：0.42cm■重量： 刀身のみで 380g■時代： 江戸中期（寛文1670年頃）■刀工： 常陸守宗重銘の字体より初代と思われ、常陸守宗重は、多田宇兵衛、あるいは宗兵衛といい、国は播磨で大阪に出てソボロ助広門弟となり常陸大掾、常陸守を受領した秀作鍛冶です。また正宗十哲の一人と云われる金重の末裔となり、山田浅右衛門による古今鍛冶備考でも業物80工として名を連ねています。■刀身のコンディション古い神社の宝物等、平安時代や鎌倉時代のお刀も多数研がれている、名工の手による、極上の研ぎが施されており、大変美しいお刀です。波紋は湾れに小互の目刃交じり、よく練れて明るく澄んだ地鉄に、細やかによく沸づき金筋や砂流しが長くかかり鑑賞していて飽きが来ません。在銘の貴重な御刀で、刀としての出来も良く、日本美術刀剣保存協会から、「保存刀剣」の認定を受けています。■拵白鞘拵■送料ゆうパックでの送付となります。全国一律 2,000円■登録番号大阪府 54178号